プリザーブドフラワーの梱包方法。配送や郵送でアレンジ作品が壊れないで送るやり方を教えます。


プリザーブドフラワーのアレンジ作品梱包方法

プリザーブドフラワーのポットやリースのアレンジを梱包する方法



用意するもの・・・段ボール2個、はさみ,カッター,ガムテープ、ワイヤー(結束用ワイヤーもしくは、24番手ぐらいの裸ワイヤーや地巻きワイヤー)、Sカン(S字のフック。ホームセンターや100円ショップに置いてあります。)、OPPフィルム(お花屋さんが生花を、お菓子屋さんがお菓子をなどを包むフィルム)

ここでは梱包したものをまず見ていただいて、そこから説明していきます。

見て分かる通り上の部分が透明のOPPフィルムにより中身が透けています。これにより配達する人が中身を知ることにより、乱暴に扱ったり、投げたり、横に立てたりしなくなることが期待できます。通常のダンボールを使い「割れ物注意」や「天地無用」などのシールを貼るよりもさらに効果が期待できます。ただし送り先に中身を見せたくない場合は透明のOPPフィルムを貼り付けるやり方は使えません。その場合は通常発送する場合と同じようにダンボールで蓋をしてください。
また、この中のプリザーブドフラワーのアレンジ作品は一つ一つが固定されています。固定されることにより、さらに配達中の振動、衝撃等からプリザーブドフラワーのアレンジ作品を守ることができます。
通常では1つの発送用のダンボールの箱に1つのプリザーブドフラワーのアレンジ作品を入れることがほとんどかと思います。なので、その場合はそのように読み進めていってください。
ではいきましょう。



まず、花器を固定するための箱を用意します。花器を買ったときに入っていた箱があればそれを使うとよいと思います。そのほかにも、プリザーブドフラワーが入っていた箱など手頃な物を用意してください。ただし花器を箱に入れ、左右に振った時に中の花器が箱の中で動いてしまって意味がないので動かないものを選びましょう。4か所以上箱の内側に花器が触れるのが理想的です。どうしても動いてしまう場合は空いている空間に新聞紙等の詰め物をしてください。
次に発送用のダンボールの箱に、用意した箱を取り付けるのですが、今回は一枚のダンボールの板にプリザーブドフラワーのアレンジ作品を固定するための箱をガムテープで張り付けていきます。


※ここでは分かり易いようにアレンジされていないブリキのポットを使って説明します。


さらに今回はSカンと業務用の輪ゴム(本屋さんで雑誌と付録をまとめる為に使われる太くて大きい輪ゴム)でプリザーブドフラワーのアレンジ作品とプリザーブドフラワーのアレンジ作品を固定するための箱とを固定します。輪ゴムがない場合、結束用ワイヤーもしくは、24番手ぐらいの裸ワイヤーや地巻きワイヤーやビニールのひもでも構いません。

まずプリザーブドフラワーのアレンジ作品を、作品を固定するための箱にいれ、その花器にSカンを2こ対角線上に引っ掛けます。どちらかのSカンに輪ゴムを引っ掛けてプリザーブドフラワーのアレンジ作品が固定されているダンボールの板の裏側を通ってもう一方のSカンに輪ゴムを引っ掛けます。この時輪ゴムの力を加減する為と輪ゴムを固定するために作品が固定されているダンボールの板の両端に切り込みを入れて調整してください。
















穴のある取っ手のついている花器などでは、Sカンと輪ゴムを使わないでワイヤーで固定したほうが早いでしょう。その場合は固定する為の板の下まで抜けてガムテープでワイヤーを固定するか外箱の内側に直接ガムテープで貼るか、外箱に穴をあけて外箱の外側で固定する方法もあります。
あとは箱の上の部分をOPPフィルムフィルムで覆いダンボールに固定すれば出来上がりです。



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